会社を辞める勇気がない

勤めのイシちゃん




会社勤めのイシちゃんです。

自営業のセイちゃんと一緒に

お互いの立場の違いを生かして話し合いをしています。

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『会社を辞める勇気がない』

先回のセイちゃんのテーマが、
『辞める勇気』でした。

とても納得できる内容だったので、
その感想を今回書き残すことにしました。

セイちゃんが書いていたように、
何かを辞めるって、何かを始めるより、
遥かにパワーがいりますよね?

僕も前の職場を辞める時に、ものすごく悩んだので大変でした…

どうして会社を辞める勇気が持てないのか??

僕もセイちゃんの意見に大賛成です。
(詳しくは一つ前の記事を参照)

ここでは僕なりの見解を書いてみようと思います。

もったいない

僕が前に勤めていた会社は、比較的大きく、名が通っている企業でした。
もし辞めなければ、
・将来は安定、将来設計も立てやすい
・社会的信用もある

そして、一度辞めてしまえば
・二度とそこには戻れない(その部署を辞めて戻ってきた職員は前例がなかった)
・安定を捨てる必要がある(一般論として大企業は安定という観点から見ると…)

そして、仕事も覚えて来て少し余裕が出てきていたこともあり、
他にやりたいことがあったとしても、この環境を捨てるべきなのか??

当時の僕には、
このもったいない精神が辞める勇気を持つ大きな妨げとなっていました。

次の仕事への不安

僕は他の場所で働ける力があるのか?という漠然とした不安が大きかったです。

その理由として、
前の職場の上司が口癖のように若手に言っていた言葉がありました。

『ここで活躍できない人間はどこへ行ってもダメ』

新しい職場へ転職を考えだした頃に、
この言葉は僕の中で強く引っかかっていました。

『いま、自分って活躍できてるのかな?』
『ここで結果を残すことを目標にもっと頑張るべきじゃ?』

僕の職業は数字で仕事の結果を表すことが出来ません。
職人的な要素が強い仕事です。

なので、売り上げが良いみたいな客観的評価が出来ません。
数字での評価はシビアではあるけれども、
結果が目に見えて自分の位置が分かりやすいなぁと感じます。

では、僕がいたような環境では、何をもって活躍とされたのでしょうか?

今振り返れば、上司の要求通りの仕事をすることが活躍だったのだと思います。

それはものすごく大事なことです。
ただ、僕には窮屈な場面も多かったです…

そんな、僕が環境を変えようかな。。。
と考えていた頃。
中途で入ってきた同僚に相談をしてみました。

『ここで活躍できない人間はどこへ行ってもダメって、入社したころからずっと若手達は言われるんです。
だから、まだ僕もここで活躍できた実感が少ないし、もし会社を変えても、新しい環境で活躍できるか不安なんですよ…』

なんて弱々しい話をしたら、その同僚はこう言いました。

『んな、訳ない』

『自分の能力を最大限生かせる職場なんて無限にあるよ』

僕にとっては結構、衝撃的で。
この言葉に大きな勇気をもらいました。

自分が活躍できる環境って他には本当にないのか?

『ここで活躍できないなら他でもダメ。』
なんでこんな根拠のない言葉に苦しめられていたんでしょうか?

僕が至らなかった点はもちろんありました。
でも、自分の中では最大限努力した自負もありました。
そして、努力したとしてもどうにもならないこともあるのだと考えられるようになりました。

あの時期にもうひと頑張りしても、違う景色が見えていただろうし。
ただ、あの時に僕の中では整理がついたので、
今は新しい環境で楽しく仕事に取り組むことが出来ています。
少しづつ活躍が認められている感覚もあります。

『死ぬくらいなら会社辞めれば?』

でも、当時の僕はまだ独身でした。
あの時に家族がいて、家のローンがあってと、
自分一人の判断ではどうにもならないことが重なると、
会社を辞めるって容易なことではなかったと思います。

『死ぬくらいなら会社辞めれば?』
という本を読んだことはありますか?

ノーマルな状態なら、仕事が苦しすぎるからって死ぬなんておかしい!!
と冷静な判断が出来ます。
ただ仕事で追い込まれて、
死ぬことでしか対応が出来なくなる人の気持ちが少しわかります。
会社を辞める勇気を持つハードルがとてつもなく高くなっている状態ですね。

なので、セイちゃんの言うような
いつでも辞めてやる、だから全力で目の前のことに取り組んでみる。
というのは大賛成です。

それも期限と具体的な目標を持って。
それでやってみて、ダメなら、潔く次の環境へ移るべきです。

自分にとって、常に適切な判断が出来るように、
普段から行動を意識したり、環境作りが不可欠だと今は感じています

最後に…

こないだテレビを見ていたら、
働き方改革での高プロ制度を巡って議論が交わされていました。

賛成派はこう言います。
『労働環境に問題を感じるなら、労働者自ら、経営者へ是正を要求すればいい』
『嫌なら別の環境へ行けばいい』

反対派はこう言い返します。
『それが出来ない人が世の中にはいっぱいいるんです』

両者の意見はどちらも正しいと思いました。
どちらの気持ちもわかります。

でも、この議論から思ったのは。。。
反対派の人は『出来ない』という言葉を使っていたので、
本当は賛成派の人達のような働き方が『出来る』のが理想なんだろうなって。
ただそれが出来ない現状が多くあるから、その人たちを守りたいんだと。

僕も同じく。
働くという大事な時間を、
自分の思い通りにもっとしやすくなる社会になればいいと思っています。

Hasta Luego!!