自分の給料をいまより上げる方法

勤めのイシちゃん




こんにちは。会社員のイシちゃんです。
自営業のセイちゃんとふたりで色々話しながら、
『仕事を通して人生を考えるブログ』を書いています。

 

これまで、会社員として知るべきお給料の仕組みについて記事にしてきました。

その結果、何となくもらっていたお給料への印象が少しづつ変わってきました。

今回は自分のお給料の仕組みを知るために勉強した本をご紹介します。

 

自分の給料をいまより上げる方法【amazon】

タイトルの通り、

自分の給料はどうしたら上がるのか?

お給料の仕組み、お給料の上がり方、お給料の上げ方について丁寧に書いてある良本です。

 

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給料はどうやって決まるのか?

本書ではまず、一般的に考えられている

『成果を上げた人が高い給料をもらうべき』という考え方は、

誤っているということを教えてくれます。

 

私達は資本主義経済のもとで働いていて、

その論理に従って活動しています。

その資本主義から見たお給料の決まり方とは?

著者は原点であるマルクス資本論からこう考察をしています。

 

資本論の中で重要な理論として2つの柱がある。

1.商品には『価値』と『使用価値』がある

2.需要と供給のバランスが取れている場合、商品の値段は『価値』通りに決まる

 

ここでいう価値とは”労力の大きさ”

つまり、

価値が大きい=商品を作るのに多くの手間がかかっているということです。

 

パンを例として考えると、

そのパンを作るために何時間かけたか?によって

価値が変わってくるということです。

 

 

一方で、ここでいう使用価値とは”それを使うメリットがあるか?”

使用価値が大きい=商品によって得られるメリットが大きい

 

パンで考えると

そのパンによって、空腹が満たされる・美味しいと感じる

という価値が見いだされるということです。

 

 

商品は価値だけでも、使用価値だけでも売れない。

商品を作って、売ろうと考えた時。

価値と使用価値のどちらもが揃っていないと商品を買う人は現れません。

 

例えば、

道端に落ちている石ころは『使用価値』がないので売れません。

 

一方で、山奥のキャンプ場で隣を流れる川のきれいな水があったとき、

その水をキャンプ場で売ろうとしても売れません。

それは『価値』(=労力)がないからです。

(街まで運んで来たら価値は出てきます=労力をかけたから)

 

価値は価格の基準となり、使用価値は価格の上下を作る

価値は価格の基準となります。いわゆる相場と言うものです。

これくらいの価値のモノ(労力のモノ)これくらいの値段だね

そのため、一つの商品はおおむね同じ価格帯に設定されます。

 

一方で、使用価値は基準から価格を上下させます

使用価値が高いから、メリットが大きいので、相場より価格が上がるんだね

 

商品の値段の決まり方=給料の決まり方も同じ。

この商品価格の決まり方は、労働者の給料の決まり方と同じであると著者はいいます。

 

商品の価格は、

その商品を作るためにどれくらいのコストがかかるか?

それで価値が決まり、価格の基準が出来ていきます。

 

労働力の価格、つまりお給料も同じなのです。

自分の労働力を作るために必要なコストなのです。

 

自分の仕事をするためには、

まず生活費が必要です。ご飯が食べれて、家に住めないと働く力を養うことはできません。

そして、仕事をするための知識や経験が必要です。

学校や会社での経験、資格の取得など、今まで培ってきたもので仕事をしていきます。

 

これらの労働力の生産コストが基準となり、

自分のお給料は決まっていきます。

 

一方で、労働力の使用価値は、会社がその労働力を使ったときのメリットです。

使用価値が高い労働者=能力が高く、会社に大きな利益をもたらす人

会社にとっての大きな利益とは、売り上げというのがまず一番です。

じゃあ、使用価値が高い=売り上げが高い

こんな人物は給料が上がるのではないか?

でも、それは資本主義経済の原則から言えば筋違いだと著者は言います。

 

自分の売り上げが良くても給料は上がりにくい

商品で考えると…

使用価値が上がれば、その商品を欲しい人が増えます。

しかし、価格が2倍、3倍になることはないです。

そうなれば誰も買わなくなってしまいます…

ただ、商品を選ぶ人が増えるということは、

商品を継続して買ってもらうことが出来るということです。

 

これを労働力で考えると…

自分の労働力に使用価値があれば、企業に選んでもらえる。

企業に選んでもらえるというのは、すなわち継続して雇ってもらえる。

なので、労働力としての使用価値が上がったときに得られる恩恵というのは、

給料が上がることで反映されるのではなく、

継続して雇ってもらえるという恩恵を得ることとだと著者は言います。

(もちろん反映される場合もありますが、その幅はわずかなものです)

 

給料を上げるのは簡単ではない

商品=労働力と考えて考察した著者の考えはとても分かりやすいものでした。

本の中では、じゃあどうやって実際に給料を上げるのか?

その方法についても書かれています。

ご興味ある方はぜひ手に取ってみてください。

 

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給料はどうやって決まるのか?

これを機に一度、考えてみるいい機会となれば幸いです。

 

Hasta Luego!!

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